2023年7月30日日曜日

火打山・妙高山 縦走(2023,7,25~7,27)

 火打山・妙高山 7月25日(火)~7月27日(木) (C3)

コ -  ス

1日目 東京駅 北陸新幹線 長野駅 しなの鉄道 妙高高原駅 バス 笹ヶ峰-----

笹ヶ峰1周歩道分岐-----黒沢-----富士見平分岐-----高谷池ヒュッテ(泊)

 2日目 高谷池ヒュッテ-----天狗ノ庭-----火打山(2,462m)------天狗ノ庭----

 高谷池ヒュッテ-----黒沢池ヒュッテ(泊)

 3日目 黒沢池ヒュッテ-----大倉乗越-----長助池分岐-----妙高山(2,446m)-----

天狗堂-----麻平-----燕温泉 バス 関山駅 えちごトキめき鉄道 上越妙高駅

 北陸新幹線 東京駅 

参加者  6名  

1日目 晴れ

北陸新幹線、しなの鉄道、タクシーを乗り継いで笹ヶ峰に11時到着。

昼食を摂り、いざ百名山火打山、妙高山目指してスタート。天気良好。

かわいらしいゲートをくぐり緩やか木道を緑いっぱい浴びながら歩く。

途中黒沢で水を調達。煮沸しないと飲めないのが残念。

間もなく十二曲りの急登に差し掛かり道標の数字が減っていくのを励みに登る。

途中世田谷から来た高校性の団体とすれ違う。足取りも軽く若さっていいなぁ・・・

午後スタートのためか半端なく汗をかく。早く着替えたい。

ほぼ予定通りの時間に高谷池ヒュッテに着く。三角屋根のメルヘンチックな

小屋で部屋に通され着替えを済ませた時はホッと一息。

テラスからの景色を眺めながらのビールは美味しい。


縦走2日目

昨日小屋に着いた時は火打山の山頂は雲がかかり姿は望めなかったが

今朝の空は晴れ渡り茜色の雲がきれい。期待できる。

6:30ヒュッテをスタート。陽が登るにつれ目の前の火打山がくっきり。

雪渓のある姿が美しい。天狗の庭では池塘に逆さ火打が映り、思わず歓声を上げる。

湿原ではワタスゲが風に揺れ、しばし離れがたい景色である。登山道を進むと数々の花が

次々と現れ目を楽しませてくれる。沸いてくるガスと競争して山頂に立ったが足元にガスが

迫っていて360度の景観はなかったが遠方の景色は見ることが出来た。下山途中火打山の

代表的な花ハクサンコザクラにも出会うことが出来、

火打山往復登山は満足出来るものだった。

高谷池ヒュッテまで戻り、休憩を取り黒沢池ヒュッテに向かう。

独特の形をしたド-ム型の黒沢ヒュッテに12:30到着。この日の行動はこれで終わり。外の

ベンチで3時のチェックインまで、

山綾会喫茶が開かれ熱いコーヒーに舌鼓。のんびり過ごす。


縦走3日目   天気 晴れ

今回の山行で一番の正念場。妙高山登山である。予定より早め5:10に出発する。

一作日と違い早朝で日陰道を行くので元気良い足取り。大倉乗越までコースタイム通り。

長助池分岐までは左側が切れ落ちていて道も狭く気を使う。分岐からいよいよ妙高山への

登り。かなりの急登。大きな石を乗り越える連続。

両足はもちろん両手も力いっぱい使い体を持ち上げる。

バネのきかない老体には堪える。妙高山の山頂に立てた時はあまりの眺望の良さに感動。

昨日登った火打山から北アルプスの方まで見渡せ今までの苦労が吹っ飛んだ。

最高峰の南峰は岩だらけ。足元がすくむようだ。あまりゆっくりする暇もなく下山開始。

しばらく下界が見渡せる岩場を下り、

ロープが付けられた急傾斜の道やクサリ場など経て天狗堂に着く。

軽く食事をして燕温泉方面に向かう。そこからも赤土の歩きにくい道が続く。

赤い岩肌に白濁した水が流れる北地獄谷を何度か渡渉し

舗装道路に出た時はこれで終わりかと思いきやこれが又長かった。

帰りのバスの時間を気にしながら燕温泉にたどり着いた時は思わすバンザイしたくなった。

温泉で汗を流しバスに乗った時は安堵感と満足感でいっぱいだった。


2泊3日の山行、天気に恵まれ言うことなしの山行だった。



火打山7.26





火打山頂上7.26

黒沢池ヒュッテ前にて7.27

天狗の庭7.26

登山道を行く7.26

山小屋で寛ぐ7.25

高谷池ヒュッテ前にて7.26

ハクサンフウロ7.27

ヨツバシオガマ7.26

クルマユリ7.26





出発7.25

出発7.25

黒沢池ヒュッテ



妙高山北峰

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