2019年8月29日木曜日

令和元年9月山行計画

①9月12日(木) 籠坂峠~立山(C1)
②9月18日(水) 愛鷹山(C3)
③9月24日(火) 金時山(C2)

2019年8月28日水曜日

南アルプス 聖岳(4)

コース 4日目  
          聖平小屋 ・・・ 滝見台 ・・・ 乗越 ・・・ 造林小屋跡 ・・・ 聖沢吊
          橋・・・ 出会小屋跡 ・・・ 聖岳登山口 ・・・ 椹島ロッジ=(バス)
          =畑薙夏季臨時駐車場=(乗合タクシー)=白樺荘(入浴)=
          (乗合タクシー)=静岡駅=(新幹線)=小田原駅

    目覚めると雨である。下山後お風呂に入り、リフレッシュできる
ので気にせず、聖平小屋を出発する。ところが、出発後直ぐに雨
はどしゃ降りになり風も強くなる。幸いなことにカミナリは無く、まだ
運が良い。このどしゃ降りは出発から4時間も続くことになるが、聖
沢吊橋を過ぎた頃には小雨に変り、やがて雨は止む。
   10時45分、聖岳登山口に無事に下山し、林道歩きを経て 椹島
ロッジに着く。白樺荘にて入浴後、速くて快適な乗合タクシーで静
岡駅に向い、帰宅した。
   今回、聖岳の風格と威厳ある雄姿を見ることは出来なかったが、
登頂した喜びや達成感を味わうことができた。また、帰路は4時間
にも及ぶ、どしゃ降りの雨と風に見舞われたが、之もまた思い出深
く語り続ける山行のひとつとなった。
【可憐な花と大きなキノコ達】


ウメバチソウ

トウヤクリンドウ

ウスユキソウ




ハクサンフウロ


キノコ (1)

キノコ (2)

キノコ (3)


2019年8月27日火曜日

南アルプス 聖岳(3)

コース 3日目  
          聖平小屋 ・・・ 薊畑分岐 ・・・ 小聖岳  ・・・ 聖岳(3,013m)  ・・・
          (往路を戻る) ・・・ 聖平小屋(泊)

    5時35分濃い霧が立ち込める中、山頂を目指して聖平小屋を出発
する。いくつものお花畑を通り過ぎながら徐々に高度を上げていくが、
眺望は無い。やがて森林限界となる山頂直下の登りに取り付く。滑り
易い大斜面の急登をジグザグに登るが、さすがに「きつい」。3,000m
級に登頂する生みの苦しみである。
   8時20分突如、標高3,013m、日本で21番目(3,000m級で最後)の高
さ誇る聖岳の山頂が現われる。喜びや達成感は記述し難いものであ
るが、思わず笑みがこぼれた。
   山頂はガスと風が強く、奥聖岳へのピストンは危険を伴うと判断し
て、下山を開始する。ガスの切れ間から見え隠れする山容や可憐な
お花を楽しみながら、聖平小屋に下山した。
   山小屋にて懇親して三日目を終える。
出発時の濃霧

お花畑

タカネナデシコ

ハイマツの実

小聖岳

聖岳山頂

下山


タカネマツムシソウ

トモエシオガマ

聖平

聖平からの眺望

2019年8月26日月曜日

南アルプス 聖岳(2)

コース 2日目  
          椹島ロッジ=(バス)=聖岳登山口 ・・・ 出合小屋跡 ・・・ 聖沢
          吊橋 ・・・ 造林小屋跡 ・・・ 乗越 ・・・ 滝見台 ・・・ 聖平小屋(泊)

    今日は聖岳登山口(1,140m)から聖平小屋(2,260m)へと、標高差
1,120mを登る。朝、幸いにも霧が立ちこめているが雨は降っていな
い。6時30分聖岳登山口を出発するが、直ぐに急登が始まる。40分程
の登りは滑り易く、以外と難儀した。
   苦手な吊橋を渡ったりアップダウンの繰り返しで足取りが重い中、
13時20分聖平小屋に到着する。名物のウェルカムデザートのフルー
ツポンチ(無料)を食したが、口当たりも良く、疲れを癒すが如くの美
味しさである。
   山小屋で休憩中であったが、13時30分頃、急に激しい雨が降り始
めた。急変する山の天気ではあるが、明日の登頂への期待と不安を
抱きながら床に就く。
聖岳登山口

登山口からの急登

聖沢吊橋
沢沿いの難所


滝見台



聖平小屋

ウェルカムデザート  フルーツポンチ

聖平小屋からの眺望

南アルプス 聖岳(2019,8,20-23)

コース 1日目  
          小田原駅=(新幹線)=静岡駅=(バス)=畑薙夏季臨時駐
          車場=(バス)=椹島ロッジ(泊)

           参加者       7名

    聖岳(3,013m)は日本百名山のひとつで、3,000m峰として南アル
プス最南端にある。「静かに座す南アルプスの深山」と云われ、風格
と威厳があり、登頂には体力を必要とする。
   小田原発8時35分の新幹線で静岡駅へ。静岡駅からバス2台を乗
り継ぎ15時30分に椹島ロッジに到着した。椹島ロッジ(1,100m)は赤
石岳、悪沢岳、聖岳など、南アルプス南部の登山拠点で、お風呂に
も入れる快適なロッジである。
   今回の山行への気がかりは天気予報が思わしくない事である。明
日の天気を心配しながら眠りにつく。


大井川鉄道  井川駅
椹島ロッジ

2019年8月16日金曜日

塔ノ岳 (2019,8,13)

コース   渋沢駅 = 大倉BT ・・・ 駒止小屋 ・・・ 堀山の家 ・・・
              花立山荘 ・・・ (往路を戻る) ・・・  大倉BT  = 渋沢駅               

                参加者       4名

   台風の接近により相反する天気予報示されているなか山行を実
施した。当初より暑さの中での山行であったため状況により登頂せ
ずに途中での打切を考慮に入れての出発であった。
   最初から雨に降られたが、間もなく止み蒸し暑さの中での登りとな
った。少し多めに休憩を取りながら進んだが、健康管理上これ以上
リスクを取るべきでないと判断し花立山荘で打切とし下山を開始した。
   今回の山行は夏山訓練として実施したが、暑い中5時間程度の登
下降を経験したことで訓練の目的は十分に達せられたと考えます。
ホタルブクロ(白)

山百合


堀山にて

花立山荘にも鹿(8月1日撮影)

人に懐いてる?

2019年8月10日土曜日

北高尾(2019,8,8)

コース
高尾駅北口-バス→夕焼小焼バス停→夕焼小焼ふれあいの道入口→北高尾山稜→小下沢林道→日影バス停→高尾駅
参加者14名  天気晴れ C2

高尾駅から40分ほどバスに乗る'(男性8人,女性6人)夕やけ小やけふれあいの里で体操、トイレを済ませ、キャンプ場抜けた山道からスタートする。黒ドッケ迄の2時間弱は登りが続きたまに急登もあり何度か休憩をとり汗だくになり、この時期は花はあまりみられないけど尾根道での涼しい風が疲れを和らげてくれました。杉の丸で早いお昼、小下沢で冷たい水と、小川で涼をとり一休み暑さと疲れもとれて日影バス停に向かい高尾駅14時解散しました。長雨が続き猛暑になったなかでの山行、樹林帯の中での歩きと綺麗な川の流れと冷たい水で暑さを忘れた3時間程の山歩きでした。

談合中
昼食中
昼食中

昼食中

2019年8月6日火曜日

薬師岳・雲の平 (2019,7,31~8,2)

薬師岳・雲の平 (C4 健脚クラス)

2019年7月29日(月)~8月2日(金) 4泊5日 自家用車使用

コース
7/29 海老名セブン前集合=海老名IC=松本IC=安房トンネル=富山市内
   =有峰林道=有峰ハウス(泊)

7/30  有峰ハウス=折立登山口 →三角点→五光岩ベンチ→太郎平小屋
   →薬師峠→薬師岳山荘→薬師岳→薬師岳山荘(泊)

7/31 薬師岳山荘→薬師峠→太郎平小屋→薬師沢小屋→アラスカ庭園
   →雲ノ平山荘(泊)

8/1   2コースに分かれる
   雲ノ平散策コース 雲ノ平小屋→祖父岳→日本庭園→スイス庭園
   →雲ノ平小屋→祖母岳(アルプス庭園)→薬師沢小屋(泊)

   雲ノ平小屋→祖父岳→鷲羽岳→水晶岳→雲ノ平山荘→薬師沢小屋

8/2 薬師沢小屋→太郎平小屋→五光岩ベンチ→三角点→折立登山口
   =有峰林道=富山市内=楽今日館(温泉)にて解散=海老名

参加者 7名 天気は全日晴れたり曇ったり

1日目 
海老名セブン前に9時集合、海老名IC~松本IC経由有峰湖に向かったが
予定していた見座からの有峰林道東谷線が岐阜県側の災害により通行止め
であることに途中で気づき、一旦国道に戻り富山市内から有峰林道小見線で
有峰ハウスに向かい無事到着。

2日目 (曇り時々晴れ)
有峰ハウス前で準備体操後、車で折立登山口に移動し登山開始、直ぐに
十三重の塔慰霊碑(昭和38年の38豪雪の冬に薬師岳登頂を目指し遭難した
愛知大学山岳部13人の霊を慰める慰霊碑)に手を合わせ、樹林帯の中の
急坂をジグザグに登って行くと展望が開け三角点到着、再び樹林帯を歩くと
1934M峰に到達、眼下に有峰湖を望み、その後展望の開けた尾根伝いの草原の
山道をニッコウキスゲを見ながら、五光岩ベンチで一休みした後、山道は
木道に代わり、前方に太郎平小屋が見えるようになり、太郎山の山腹を周り
込んで太郎平小屋に到着。休憩後、ハイマツの木道尾根道を進み薬師峠へ
更に、谷沿いの石のゴロゴロした急登を登り切り薬師平で昼食を取った後、
雪渓の横の山道を薬師岳を見ながら、ようやく薬師岳山荘にたどり着いた。
山荘で受け付けを済ませてサブザック切り替え、風化した花崗岩の砂の引き
つめた山道を上り詰め薬師岳山頂制覇。雲が湧きあがり、山頂からの展望は
イマイチで、雲が晴れるのを暫し待ったが残念ながら期待した展望は見られず
薬師岳小屋に戻った。
薬師岳登山口
太郎平行く途中

太郎平え

薬師岳途中

薬師岳から太郎平方面

薬師岳山頂なにも見えない
3日目 (晴れ時々曇り)
薬師岳山荘から太郎平小屋まで前日の山道を戻り、雲ノ平に向けて出発。
木道横の花を見ながら下り始め暫くすると、ウンザリするような下り坂に
差し掛かり、ここを引き返して来るのは嫌だなと思いつつ、第一徒渉点に
到着、第二、第三徒渉点を通過、カッベケが原まで見事なニッコウキスゲの
群生を楽しみながら薬師沢小屋に到着。黒部川と薬師沢の合流点で見事な
渓流美を見せる場所に吊り橋が掛かていて、ここからアラスカ庭園までが
今回山行の最大の難所で、標高差500M苔で滑りやすい斜面を2時間掛けて
登り詰め、庭園から木道を雲ノ平山荘まで進みこの日の日程を終えた。
山荘のテラスからの眺めは、絶景で池塘と岩が点在し、高山植物が咲き誇り
水晶岳、黒部五郎岳等、山々が身近に見え素晴らしいの一言であった。
ただ、山荘は大混雑で1枚の布団に二人寝で窮屈な一夜を過ごした。

太郎平小屋行く途中

薬師岳山荘

ゆうれいそう

雲の平
雲の平行く途中

雲の平


雲の平行く途中


4日目 (晴れ時々曇)
予定通り、雲ノ平散策組と鷲羽岳、水晶岳を目指す者と二手に分かれた。
散策組は、木道をチングルマ、コバイケイソウなど様々な高山植物を楽しみ
ながら祖父岳山頂に到達、山頂からは水晶岳、鷲羽岳、薬師岳、槍ヶ岳、
奥穂高岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、立山大汝山、劒岳など日本百名山が9座が
360度展開され、眼下には雲ノ平全景が見られ、ここに来て良かった、
一生の思い出になると感じました。その後、日本庭園、スイス庭園に立ち寄り
一旦雲ノ平山荘に戻り、祖母岳(アルプス庭園)に立ち寄り、前日苦労した
滑りやすい急斜面を下り、薬師沢小屋に到着。
水晶、鷲羽岳を目指したものは、祖父岳に上り、岩苔乗越からワリモ岳
鷲羽岳山頂制覇後、分岐まで戻り、水晶小屋から水晶岳山頂制覇し、
来た山道を雲ノ平山荘まで戻り、アラスカ庭園から急斜面を下り薬師沢小屋
にたどり着いた。
ワレモ岳から鷲羽岳を見ている

祖父岳からワレモ岳を見てる
祖父岳より笠ヶ岳見ている

水晶小屋から野口五郎岳を見ている

水晶岳から槍ヶ岳を見ている
水晶岳から立山見てる

水晶岳から薬師岳を見てる

水晶岳から雲の平見てる
祖父岳から鷲羽岳見てる

雲ノ平山荘に下山風景

鷲羽岳山頂















5日目 (晴れ時々曇り)
最終日、疲れが出てきたところで、気を引き締めて下山開始。
薬師沢小屋から前々日のコースを戻り、心配していた第一徒渉点から、
太郎平小屋までの登りも、比較的順調に登り切り、太郎平小屋、五光岩
三角点、折立登山口まで無事下山した。
有峰湖からの帰路に温泉 楽今日館で昼食とお風呂に入り疲れを癒し
解散して、海老名まで戻った。

薬師沢小屋出発

薬師沢小屋つり橋

キヌガサソウ
太郎平


総括
今回の山行は、前泊含め4泊5日であったが、
北アルプス最奥部の山々を登山するには、必要な日程で有った。
2019年夏山山行第一弾として、北アルプス最奥で大きく優美な姿の薬師岳、
そして、登山者憧れの地 雲ノ平散策 別途 北アルプス中央部の鷲羽岳
水晶岳(黒岳)の縦走という、2つのコース別れそれぞれ北アルプスの
醍醐味を満喫、天気にも恵まれ非常に楽しい山旅を過ごす事が出来た。
年齢的には、1日の行動時間が8時間前後と少しハードな面も有ったが、
まだまだ、行けると自信が付いた山行で有ったと思います。