2025年1月21日火曜日

湘南 鷹取山(2025,1,17)

実施日 令和7年1月17日(金) 

天 候 晴

参加者 7名(女性3、男性4

 

 コース(C1)

JR東逗子駅・・①神武寺・・鎖場・・②鷹取山(展望台)・・鷹取山公園・・

③摩崖仏・・④首斬観音・・京急追浜駅

    

 9時40分出発、風邪などで3名が欠席。今回は標高139mと“低山記録”を更新する。距離6㎞、所要時間2時間程度のため要所で解説を交え、暖かな冬晴の中、ゆっくり登り(歩き)ました。

   神武寺は20分程で表参道の階段、行基(奈良大仏造営で布教)が開山、千三百年を経て現在に至る。北条政子が実朝誕生の際、安産を祈願し、鎌倉幕府・小田原北条氏と庇護を受けたが秀吉の小田原征伐で余波を受け寺院焼失。徳川の時代になり寺領の寄進を受け、今日まで法灯を絶やさずにいる。境内は山門・鐘楼・薬師堂、本堂の屋根の宝珠は巨大、“なんじゃもんじゃ”の樹も、モンベルのキャップを被った石仏が愛らしい。

   鷹取山:1120着、展望台が最高峰。視界は360度、横浜のビル群、房総半島、相模湾・箱根連山に雲の隙間から霊峰富士。12時まで昼食タイム。ここは太古に火山灰が海底で堆積し隆起した凝灰岩の岩山。明治~昭和初めまで建築用材の石切り場。今ではロッククライミングの練習地。

   磨崖仏:昭和40年地元彫刻家が彫り上げた高さ8mの弥勒菩薩像。柔らかな笑みを浮かべているが、天蓋に大きなスズメバチの巣が・・守護神か。

   首斬観音:湘南鷹取の住宅街を抜け線路近くの小さなお堂に石塔・地蔵尊が祀られている。大正末期国道建設時に頭部だけの複数の骨が発見され、天保の飢饉の際、狼藉者を処刑した刑場とも。地元民が石碑を建て今も供養している。(合掌)

1340分追浜駅着・解散。

今年、最初の標高のある「山登り」。海抜ゼロメートルから山頂までは、鎖場や痩せ尾根もあり、展望の利く巻き道ありで変化のある街中プチ登山でした。

東逗子駅の歴史を感じさせる案内版

遭難注意の表示がありました

冬晴の青と柑橘の黄色を背に本日のコース説明

いきなりの急登です

今日も穏やかな笑顔で。。

古刹神武寺の鐘楼

六地蔵に安全山行を祈願して

神武寺山門にて

神武寺薬師堂

キャップ、 にあうょ〜

標高は139,0mだが。。

鎖場を慎重に

湘南妙義とよばれる由縁の

展望台からは横浜や東京の遠景が

鷹取山の岸壁を背景に

s40年頃の制作 弥勒菩薩尊像

『首切り観音』説明文のような時代が訪れないよう、祈り


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