八ヶ岳縦走(2022.7.25-26)
コース1日目
八王子駅=(JR)=茅野駅=(タクシー)=桜平・・・夏沢鉱泉・・・オーレン小屋・・・硫黄岳・・・硫黄岳山荘
天候 晴れ 参加人数3 (C4)
このところの新型コロナウイルス流行で休業を余儀なくされた山小屋もちらほら見られている中、八ヶ岳縦走の日を迎え公共交通機関、山小屋での感染対策について、改めて引き締める。
八王子駅に集合し特急「あずさ」で茅野駅に移動しタクシーに乗り継ぐ、悪路を走り1時間程で桜平に着く、ここから縦走のスタートになる。オーレン小屋までは沢沿いの道をゆっくりと登る。ここからは本格的な山道になる、当初、夏沢峠経由でコース設定していたがオーレン小屋の分岐で道を間違えて硫黄岳の直登ルートに入ってしまいペース配分を誤り多少バテた。硫黄岳山頂は晴れて明日縦走する横岳、赤岳がよく見えた。山荘に向う登山道の砂礫地にはコマクサが咲き乱れていた。山荘は定員180名のところ宿泊者は30名程度、食堂も密にならず、寝場所も1m以上の間隔を空けて設定されていた。
コース2日目
硫黄岳山荘・・・横岳・・・赤岳・・・文三郎道・・・行者小屋・・・美濃戸・・・美濃戸口=(タクシー)=茅野駅
前日からの天気予報が定まらず、今日の行程を決めかねていたが、幸い天候は晴れ午前6時出発
天候 晴れのち曇り
登山道の周りには昨日にも増してコマクサとチシマギキョウの群落が満開であった、目を上に転じれば近くは赤岳、阿弥陀岳、その先に中央アルプス。南アルプスの北岳をはじめとする北部分の主な山々、北には雲をまとった北アルプスまで見渡せた。これに反して南のほうは天気が悪そうで雷の音まで聞こえてくる。雲が上がって来ないうちにと先を急ぐ、横岳の岩峰をハードなアップダウンで幾つもの乗り越え、横岳のエリアを通過する事ができた。次は赤岳の登りにかかる。急角度の岩稜を喘ぎながら進みようやく頂上に着いた。残念ながら頂上付近は霧の中に入ってしまって眺望は利かなかった。下りに移っても頂上付近は危険な場所の連続で一瞬たりとも気は抜けない。阿弥陀岳と行者小屋の分岐で天候の不安もあり予定のコースを変更して行者小屋に下った。南沢の長い冗漫な道を下り美濃戸口に下山した。天候が心配されたが、一度も雨に遭うこともなく、全員無事下山する事が出来た。
長い山行は久し振りだったので、体力的に個人としてはキツイ山行だった。
コマクサ |
コマクサ3 |
コマクサ2 |
大同心 |
横岳主峰 |
横岳山頂 |
横岳西壁 |
硫黄岳から横岳稜線 |
硫黄岳山頂 |
硫黄岳火口壁 |
赤岳 |
赤岳と阿弥陀岳 |
赤岳山頂 |